2009年05月20日

非難フリーター

「非難フリーター」という映画をご存知でしょうか?
少し前に公開され、各方面で反響を呼んでいる話題作です。

少し前にニュースで紹介されているのを見たのですが、この映画は年収が200万円を下回っている「ワーキングプア」と呼ばれる層の声を映画化したものです。
そのニュースを見ていて驚いたのが、この映画の監督自身が派遣社員なのです。
この映画は派遣社員である監督自らの日常を再現したドキュメンタリー作品というわけです。

ここで、簡単にあらすじを紹介しておきます。
主人公、23歳の岩淵弘樹は、若者キヤノンの工場で時給1250円で働く派遣社員。
プリンタ用インクのふたを取り付けるだけの単純作業を黙々とこなし、週末は憧れの東京へ日雇い派遣として出向くという日々を送っていた……。

驚きなのが、この映画の制作費がわずか3万円のみということ。
撮影に使った機材は、どこでも手に入るごく一般的なハンディビデオカメラのみ。
この非正規雇用問題の本質は、異例な超低予算のもとでこそ描くことができたのかもしれません。
この映画には、非正規雇用者である当事者以外触れることのできない壮絶な内容がリアルに描かれています。

「遭難フリーター」での岩淵さんのどこか煮え切らない姿勢には、世間から賛否両論があるようです。
しかし、ある意味ではこの映画は報道機関では捉えることのできないものを、ありのままに映像化したものと言えるのかもしれません。

ニュースで目にするのとは一味も二味も違う、リアルな非正規雇用問題。
この映画を通して目にすることができるかもしれませんね。
posted by しーさー at 12:13| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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