2009年05月23日

賞味期限3分の1ルール

皆さん、「食品ロス」という言葉をご存知でしょうか?
本来食べられるのに廃棄されている食品のことを指し、農林水産省によるとその数年間500万〜900万トンにも上っているそうです。

実は、食品ごみ全体の3〜5割を占めているのが、この食品ロス。
日本人は贅沢ですよね、食品ごみの半分ほどが食べられるのに廃棄している食品なのですから。

そこで、農水省は食品ロス削減に向けて検討会を行い、製造、流通、消費の各段階で、売れ残りや返品、食べ残しを減らすよう呼びかけました。
これによって、業界でも取り組みが始まっています。

まず検討会が注目したのが、「3分の1ルール」を見直すことです。

3分の1ルールとは、食品の製造日から賞味期限までを3分割し、店頭に並ぶまでの「納入期限」を過ぎたものは出荷しない、店頭で「販売期限」を過ぎたものは売らない、とする暗黙の了解事項だそうです。

このルールにおいては1月1製造、賞味期限10月1日の食品の場合でも、4月1日を過ぎればメーカーや卸の在庫となり、出荷された商品は7月1日を過ぎると、賞味期限が3ヶ月残っているのにも関わらず店頭から撤去されます。

もちろん、このルールも食品を無駄に捨てるために作られたものではなく、食の安全への追及から徐々に定着していったものです。
消費期限や賞味期限と違って暗黙のルールであるため、法的根拠は何もありません。

農水省の指示によって、この暗黙のルールがなくなろうとしています。
この取り組みは、人口減少で売り上げの大幅拡大が見込めない現状では、売れ残りリスクや廃棄コストを減らすことになり、企業にとっても良いことです。

この取り組みによって、少しでも日本の食生活が良いものになればいいですね。
posted by しーさー at 10:43| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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