2009年08月23日

キャスター・セメンヤ 性別疑惑

世界陸上選手権の女子800メートルで優勝した南アフリカのキャスター・セメンヤ(18)選手が今、かなりの話題を呼んでいますよね。
もちろん周囲の注目は女子800メートルでの優勝ではなく、キャスター・セメンヤ選手の「男性疑惑」。

セメンヤ選手は19日、女子800メートル決勝で1分55秒45の今季世界最高記録をたたき出しましたが、女子では異例の驚異的な記録に加え、筋肉質な体格や顔立ちから疑惑を指摘する声が出ました。

この男性疑惑に関しては、国際陸連が性別確認検査を進めていますが、セメンヤ選手の母国である南アフリカ共和国で猛反発が起きています。

南アフリカの地元紙では、北部リンポポ州の村で暮らすセメンヤ選手の祖母マプシ(80)さんが「神様が彼女の外見をああやって作ったんだ」と憤ったと報じています。
セメンヤさんは以前から外見が原因でいじめられてきたのだそうで、中学時代の校長も「途中まで男子だと思っていた」とコメントしているのだそうです。

しかし、父であるジェーコブさんは「いじめに動じない人間になれと育ててきた。間違いなく女性だと100万回でも言える」と語ったそうです。

与党アフリカ民族会議も、「我々の黄金の少女への応援を国民に求める。体格や走法を理由に性別を疑問視する人々を非難する」との声明を出しました。
「疑惑は帝国主義者の度量のなさの証明」との声も上がっており、人種差別批判の様相を帯び始めた。

報道によると、セメンヤ選手本人も「私は男じゃない。なぜ私を連れてきた。地元の村に残してくるべきだったのに」と言って、当初はメダル授与式への出席も嫌がったのだとか。

これが本当に女性だとすれば、これほど彼女や彼女の両親たちにとっての屈辱はありませんよね。
性転換手術や、半陰陽など、性別を判定するための検査はもちろん、そう簡単に結果が出るものでもないと思いますが、早めに彼女たちのためにも結果を出してほしいですね。
posted by しーさー at 11:07| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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