2009年09月30日

負の所得税 税金

前回の記事で、昨年社会保障国民会議において発表された、2015年度には消費税率を13.5%に引き上げなければならないという話を紹介しました。

私たちの生活保障を充実させるためであることは分かってはいるものの、どうしても抵抗を覚えてしまう税金ですが、皆さん、「負の所得税」というものをご存知でしょうか?

負の所得税とは、累進課税システムのひとつであり、一定の収入のない人々は政府に税金を納めず、逆に政府から給付金を受け取るというもの。

つまりは、お金のない人は税金を納めずに、逆にお金を受け取り、一方、収入のある人は税金を納めるというシステムです。
もちろん、未だかつて政策として実行されたことはない制度なのですが。

皆さんご存知でしょうが、もちろん狙いは「所得の再分配」にあるのだと思います。
負の所得税は、こうしてみると何だか理不尽な制度に思えてならないのですが、経済学者のほとんどが支持している制度であることも事実です。

以前ブログで紹介した「ベーシック・インカム」という、働かなくても生活できるという制度に近いものを感じます。

日本の生活保護制度にも近いものを感じましたが、生活保護は、受けるための手続きは煩雑で、審査も厳しいものとなっています。

もちろん、これは、安易に生活保護を受け、それに依存して生活してしまうことを防ぐためですよね。

しかし、負の所得税では、所得税の申請は個人事業主を始め相当数の国民が行うため、その手続きはある程度簡便化されたものとなっています。

そこにつけこんで負の所得税を申請するものが増えてしまう可能性もありますし、生活保護に比べて、お金をばらまいているイメージもありますし……。
posted by しーさー at 11:43| 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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